介護相談員はどんな人?

介護相談員はこんな人です

介護相談員ってどんな人?

市町村が「事業の実施にふさわしい人格と熱意をもっていると認めた人 で、一定水準以上の養成研修を受けた人」と定められています。

養成研修は、介護保険制度のしくみ等高齢者福祉に関する事項から、 高齢者の心身の特性、コミュニケーション技法まで、40時間におよぶ内容です。

また既に活動中の介護相談員を対象とする現任研修では、最新の介護保険制度の情報や認知症の人への対応法など、相談活動の現場に即し た技術の習得、スキルアップを目指しています。

声なき声を聞くのも「しごと」

たとえ相談を受けなくても、利用者との何気ない会話や行事に参加することなどを通じて、問題や改善点などを発見したら、必要に応じて施設・事業者に伝えるのも、介護相談員の役目です。

身体拘束ゼロ・虐待防止の実現へ

介護相談員の訪問で、虐待の早期発見・防止につながっ たケースや、施設と介護相談員が一緒になって身体拘束 に取り組んだ結果、身体拘束“ゼロ”の施設が数多くでて います。

介護相談員の活動は、利用者の権利擁護や生活の質 の向上に結びつきます。

えっ!車いすを押してもらえないの

介護相談員がやってはいけないこと。

①サービス提供事業者の評価
②車いすへの移乗、食事の介助など「介護」にあたる行為
③利用者同士のトラブルの仲裁
④家族問題に関することへの介入
⑤遺言・財産処分に関する相談
⑥物品の修理

えっ!車いすを押してもらえないの

介護相談員は、研修を通じて認知症の人への基本的な知識と対応などを学んでいます。

世間話をしたり、一緒に時間を過ごしたりして信頼関 係を築くなかで、本人になにか不安な気持ちがあって行 動にあらわれていないか、適切なケアがなされているか などをみてとり、施設と問題の解消、ケアの改善に向け て相談することができます。

えっ!車いすを押してもらえないの

施設など事業者にとって、介護相談員を通して利用者の日常の声を聞くことは、提供するサービスの改善点を探る重要な手がかりになり、サービスの質的向上につながります。

平成18年度から始まった「介護サービス情報の公表」制度においても、入所・入居サービスの「調査情報」中の項目「介護サービスの質の確保、透明性の確保等のために実施している外部の者等との連携」の、「確認事項:入所者の権利侵害を防ぐため、施設が開放的になるような取り組みを行っている」を確認する材料のひとつとして、「介護相談員又はオンブズマンとの相談、苦情等対応の記録がある」ことがあげられています。

えっ!車いすを押してもらえないの

介護相談員と市町村事務局は、「利用者のプライバシーの保護に十分配慮しなければならない」と定められています。

相談内容によっては、問題解決を図るために、市町村、地域包括支援センター、医療機関、社会福祉協議会等、福祉・医療関係の諸 機関が、利用者の情報を共有する必要が生じます。そのため、介護相談員およびその事務局は、相談活動の開始にあたって、介護相 談員の地位・活動目的個人情報の利用目的等とともに、問題解決を図るために必要な範囲で、個人情報を関係機関に提供する場合が あることを十分に利用者・家族に説明し、同意を得ることになります。

サービス提供事業者は、利用者・家族への「重要事項説明」等に際して、介護相談員活動の説明、サービス改善のために個人情報を 介護相談員等に提供する場合があることの同意を得ます。