相談員が受けた相談

ショートで入所。もっとここにいたい

70歳 女性 ショートステイ

【相談内容】

他県から姪を頼って引っ越してきたが、具合が悪くなってショートステイに入所した。姪にも両親がいて大変なのに、私まで世話になっている。これ以上、迷惑をかけられないので、姪のところには帰れない。もっとここに置いてほしい。「どうしても帰すというなら死んでやる」とショートステイ退所の日に泣きながら頼まれた。

【相談員の対応】

ここは予約した日数しかいられない。次の人が待っているので続けて入所するのは無理と説明し、いったん帰って姪と相談し、再度申し込むように伝える。(?)

【事業者の対応】

ショートステイ入所者は、施設に来る前にかならず要介護度などを調査するためケアマネジャーを介している。そのケアマネジャーに話をするほうがよいとアドバイスされた。

【相談員の感想】

実際、このような人も多いと思うので、もっと特養のような施設を増やしてほしい。(?)


解説・ポイント

(?)
相談員の対応に「ここは予約した日数しかいられない。次の人が待っているので・・・・・再度申し込むように伝える」とあるが、どうして施設のシステムに関する説明を相談員がしなければいけないのか。入所する際に、ケアマネジャーがきちんと説明していれば、このような問題は起こらなかったはずである。相談員としては、まず、ケアマネジャーと連絡をとり、利用者に再度説明を行うように伝えることも必要である。
「もっと特養のような施設を増やしてほしい」という相談員の感想も施設を増やせば解決する問題ではないことを自覚する必要がある。

この事例だけでなく、利用者が「ケアプランの内容を知りたい」「ショートステイの料金や規則を教えて」という相談は、サービス事業者の不手際はあるものの、それ以上にケアマネジャーが役割を果たしていないことが最大の原因となっている。

更新:2013.1.1