夫と2人分の家事援助をしてほしい

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70歳代女性 / 要介護3 / 訪問介護

【相談内容】

私が車いす使用のうえ手が動かないので、家事などは夫(80歳代)に全部してもらっている。ヘルパーは、洗濯も食事づくりも私の分しかやってくれない。なんとか2人分やってもらえないだろうか。

【相談員の対応】

事務局に相談する。

【事業者の対応】

国の施策の不備だが、どうしようもない。

【事務局の対応】

シルバー人材センターより家庭補助員を頼むとよいのではないかとアドバイスされた。

【相談員の感想】

昔でいう家政婦を雇えばよいのだろうが、非常に費用がかさむのでむずかしいと思う。

解説・ポイント

このような場合、相談員としては事務局に相談する対応でなんら問題はない。

利用者の訴えている内容は、介護保険サービスで対応するものではない。事業者のいう「国の施策の不備」は制度の趣旨を理解していない発言である。

このような事例への現実的な対応を講じていくためには、地域における支え合いのネットワークや、市町村による生活支援システムなど、まさに、27年度から始まる介護保険制度の介護予防・日常生活支援総合事業をどう整えていくかが問われてくる。

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