居室が2階で、食堂と風呂が1階のため、3度の食事のたびに、1基しかないエレベーターの前で30~40分も待たされ、さらに食堂でも30~40分待たされ、待ち時間が長く苦痛。
施設の担当者に報告。ハード面の改善要求であり、すぐには実現しないと思い、少しでも苦痛を軽減する工夫をお願いした。
創設時、車いすの利用者を想定していなかった。費用的に負担が大きいので、改善は困難である。
訪問して3年になるが、改善はしていない。
利用者がエレベーターの前で30~40分も待たされるというのは、どう考えても異常な状態である。まず、このような施設を認可した行政の責任が問われるべきであろう。
この事例は、介護サービス相談員の力量で解決できる範囲を明らかに超えている。すみやかに介護サービス相談員から事務局へ報告し、行政の介入による改善指導に期待する。