自分にはからだが不自由な長男がおり、職業もなく、独身で一人暮らしをしている。私の年金から生活費を渡しているが、残金は少ない。私が死んだあとのことが心配である。
経済的なことはどうなるか分からないが、長男の安否等は近所の人や民生委員に見守ってもらえるよう、また、長男と連絡が取れるよう、話し合ってみると伝える。
利用者の介護は引き受けているが、長男のことは対象外である。本人の了解のもとに、長男に生活費を渡しているが、残金が少なくなった。
公的な扶助が受けられるようさまざまな申請を出しているが、いまだ未確定。
相談者は、悩みを話すことで気持ちが落ち着いたようで、問題は解決されていないが、以前ほど悩みを訴えることがなくなった。
改善状況に「問題は解決されていない」とあるが、結果はどうであれ、相談員および事務局は、民生委員によるサポートや公的扶助への配慮も含めて、制度的なフォローにつなげる役割をしっかりと担っており、適切な対応をしている。