男女相部屋(4人部屋)に入れられている。一応、事情を聞いて了承したが、できれば避けてほしい。
相談者の心情はよく理解できるので、施設責任者と面談し、事情を確認するとともに、改善策を検討してほしいと伝える。
利用者および家族に事情を説明し、納得してもらったうえで男女相部屋にした。やむをえない事情があったときに限定しており、できるだけ避ける方向で対応していきたい。
その後も男女相部屋は皆無ではないが、一時的・短期に限定しており、最近はそうした事例もみられなくなった。
個室・2人部屋が少なく、かつ利用申込が多い中での状況であるが、やはり今後は、プライバシー保護の観点からも、個室化・ユニット型への移行が望まれる。
男女の比率が合わないとか部屋数が不足しているからといって、安易に男女相部屋にするのは好ましくない。実際、この相談者のように、相部屋が嫌だという利用者がいるのも事実であり、監査のときに指摘される場合もある。その意味で、相談員の感想は的確である。