家に残った夫が心配
【相談内容】
介護療養型医療施設に入院中だが、家に残してきた夫が糖尿病だ。家事が何もできないので、心配で気が落ち着かない。
【相談員の対応】
夫に電話すると元気そうだったが、行政と相談し、後日保健師を派遣した。
その後
病院の看護師と話し合う。保健師も訪問。その結果、糖尿のコントロールもでき、元気で生活している。その旨を相談者に伝えた。
解説・ポイント
相談員が直接家族に連絡を取るという気持ちは理解できるが、サービス提供者の職員が利用者の気持ちを理解することが必要である。利用者の家族に対する気持ちは、介護サービス計画の実施に影響することを認識した対応が、相談員に求められる。一方、事務局をとおして居宅の状況を確認したことは、夫の生活支援につながる適切な対応だ。