住宅改修の説明不十分で納得できない
【相談内容】
すすめられて住宅改修を行ったが、費用の説明がよく理解できていなかった。実費が20万円(限度額)を超したら、一割負担ではなく20万円全額もらえると思っていた。事前によく説明してほしかった。市に伝えるのはかまわないが、自分の名前はださないでほしい。
【相談員の対応】
改めて住宅改修の費用について説明を行う。また、市に相談があった旨を伝えるとして、納得してもらう。
【行政の対応】
住宅改修の費用負担の説明は詳しくしているつもりだが、本人が理解されていなかったのであれば、市側の説明不足だ。相談者が匿名のため、直接改めて説明することができないが、今後、このようなことのないようにする。
解説・ポイント
利用者が匿名を希望したため、市から利用者へ直接回答ができないとしても、市に伝えることを前提にして、対応することが大切である。
利用者が介護保険制度に対して誤解していた場合、市町村からの情報が的確に伝わっていないことが多い。この相談員のように、市町村に伝える旨を、利用者にはっきりということにより、利用者は相談員の代弁機能に安心感をもつことができる。