味のない食事に飽き飽きした
【相談内容】
副食に味がないため、醤油などの調味料を使って食べたい。
【相談員の対応】
95歳という利用者の年齢や、煮汁まで飲んでいる食事状況を話して、要望を伝えた。
【施設の対応】
「入所時に主治医から減塩食の指示がでている。だが、多少考慮したい」という施設の回答を利用者に伝えた。
解説・ポイント
利用者自身が、健康上から食事制限が必要なことを認識しているかどうかが問題である。職員が食事の工夫をしても、利用者が認識していなければ、職員の配慮が理解できない。高齢で自分の食生活習慣を変えるのはむずかしいし、一方で変える必要性があるのかという問題もある。事例のような問題は事業者が考えなければならないことである。相談員が事業者の回答を利用者に伝えるのは適切でない。